2010年5月28日金曜日

5月26日講義内容まとめ

IPアドレスで、個人の特定をできるか否かについては、前々から私も疑問といいますか、気になっていたことです。かに個人が特定されても、正しい情報発信や違法性のない利用を心がけていれば、全く問題はないのでしょうが、やはり気になるものです。もともと、私たちの世代は、パソコンやインターネットなどは、学校で習うよりも先に、実際に使いながら「これはおそらくこういったものだ」と判断したりして学ぶことが多かったと思います。ですから、私自身は、現在情報を専攻していながらも、IPアドレスというものがどういったものか、お恥ずかしい話しながら、容易には説明できません。今回、講義で説明された言葉を借りれば、IPアドレスとは、インターネット上の住所のような役割であり、個人情報ではないとのことでした。
また、IP広場なるサイトが存在し、そこからIPアドレスから場所を特定することも可能なのだそうです。IPアドレスが持つ情報は、ホスト名とドメイン名ですが、ドメイン名がわかるということはつまり、運用者もわかってしまうということなのです。ここにつけ込んだものは、脅しなどにこれを利用しますが、先にも述べたように、後ろめたいことがなければ、個人が特定されてしまってもそう困ることはないのでしょう。
 またこのことから、ネットで正体を隠すことは大変困難であることもわかります。最近は、ブラウザで個人を八割特定することができるというので、実際に犯罪につながることがあれば、裁判所命令で簡単にネット上から個人の特定がなされるのです。ネットは、顔が見えないので、何をしても自分に返ってこないように勘違いしてしまいがちですが、何処で何をしても、個人の責任が問われる時代なのだと実感します。

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